心と体―兆候はすでに
相模原事件の犯人は親が教師、名前が聖、典型的なフェイクな家庭環境のようだ。自分は教師になれず、福祉施設に。親との同一視に失敗してエディプス 葛藤を克服し得てない。大学時代に人格が自我肥大的に変化し、女性関係もハデになったようだが、挫折感の裏返し。あえて刺青を入れて自己を増幅させる。親 子関係にカギがありそうな感じだ。この辺はかつてのアキバ事件の加藤と似ている。
ちなみに聖書では明示的に刺青を禁じている。そもそも心が健やかであれば肉体をあえて墨で汚すなんて本質的に嫌悪感をもつはず。キリスト教業界にもこの種 の現象がみられるが、健やかさを感じることはできない。闇と病み、人は心にある事を口が語るとあるとおり、その兆候は必ず現れる。
しかしこれだけ多数の人々を刺すって、そんなに簡単にできることではない。精神病理だけでなく、霊的なパワーを感じるところだ。あのガダラの男のように。
追記:やはり「声」を聞いているようだ。セキュラーな精神医学的には幻聴とかにされるのだろうが、霊的要因が大きいと感じる。