カラビ-ヤウ空間の可視化
- 2015/08/28 20:52
- Posted by Dr.Luke Karasawa (唐沢治)
- Category:科学
- Tag:超弦理論, カラビ-ヤウ空間
ちょっと一服。超弦理論によると、11次元+時間から宇宙はなっているが、われわれには3次元+時間しか感知できない。つまりそれ以上の次元は丸まっているのだ。例えば、2次元の紙を丸めてみると、細くすればいくらでも1次元化できる。この線の住人にとっては元々は平面であるとは理解できない。これと同じように、残りの7次元は丸まっているわけ。その大きさは何と10のマイナス33乗のオーダーだ。この空間をカラビ-ヤウ空間(多様体)と言う。
で、これを見てみようと言うわけ。まずはこれ。Maximaなる数式処理ソフトによるもの。これは2次元断面をつないだもの。
ちょっと見にくい。ソフトではグリグリできるのだが・・・。そこでちょっと探してみると、こんなのがあった。クリックしてみてね!
さらにこれ。ちょっと目が疲れるが、3Dだ。
私たちが見ている世界はこのような世界のある断面、あるいは射影なのだ。その中で、笑ったり・怒ったり、アップ・ダウンしたり、あれこれ・・・。マインドが何かに絡め取られると生きる世界を狭くしてしまうだけ。そんな時には神の領域に触れること。物理的時空間ですらこんなに不思議な世界なのだから、いわんや霊的世界をや、だ。高次元に生きよう、ゼ!ヨロシク!