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Tag: バブル

マネーシステムは幻想である

マネーは幻想。ここでも何度も指摘しているが、銀行の貸し出し伝票処理は、<貸し出し/現金>ではないのだ。<貸し出し/預金>。たとえば100万円キャッシュがあると、準備率の逆数倍まで貸し出せる。準備率が10%ならば、1,000万円まで(⇒詳細)。つまりないものを貸しているわけ。

負債者はこの幻想額+金利を払う。さて、この金利はどこから生まれるのだろうか?誰かが借りた幻想額がマーケットに流通する。いわゆるマネーサプライだ。これが現状のマネーシステム。この経済学の先生、ようやくそれに気がついて論文で書いたら大学を首になったとか・・・

しかし、経済でB/S分析してようやくマネーのトリックに気がついたって、アカデミズムがいかに空理空論やっているかってことの証明。キリスト教なる業界の神学なるものも同じだが。

山を動かすフェイス

 

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ジーザスは言われた―「だれでもこの山に向かって動いて海に沈めと言い、そのとおりになると信じているならば、そうなるであろう。」

かつて、バブルの時代、節税を兼ねて、かつ色気を出して、サンディエゴに投資用オフィスビル(区分所有)を購入した。ところが間もなくバブル崩壊。「チャプター11」でその物件は強制売却。家賃は入らなくなり、残ったのは借金だけ。自己破産したり、自殺する者も出た。

私はというと―こういう聖書の使い方が良い悪いはおいておくが、「ジーザス、ヘルプ!」とパッと開くと、イザヤ41章。恐れるな、虫けらのヤコブよ、わた しがあなたの手を取りあなたを支える・・・と。おお、レーマを受けた私の霊は一挙に晴れ渡り、「すべてOK!終わった!」と分かった。が、その後も月々 10数万円を虚しく払うこと1年あまり・・・。当時、マンションのローンも30万近く払っていたのだcry(なにしろ金利が7.5%とか・・・)

で、数名のつてができて対応を協議し、弁護士とも相談して原告団を結成した。言い出しっぺがこれまたクリスチャンだった。理事会に入ってくれと言われた が、そこまで深入りはしたくないので、手紙を一筆。「私の信じているジーザスがすでに勝利したと言われたので、この裁判は勝利します」と。みなさんは、は あ、唐沢さんはオツムがおかしい、と・・・。

かくして裁判が始まり、最終的に原告団も千人を超えた。訴えた相手は日本の有数の銀行や商社たち。中にはあの「バブルへGO!」で絶対潰れない、と劇団ひ とりが豪語した長銀も(無残に潰れたが)。残債の総額は40億弱。東京地裁に毎月通い、プラカードをブル下げてデモなどもかけた。極私的にはフェイスの世 界ではすでに勝利していたので、実に楽しかった。シュピレヒコール!とか・・・。公安に見張られたりはしたが・・・。

で、8年ほどかかったが、結果を申し上げると、借金はすべてきれいに消えた。その上、和解金を7億5千万ゲット。いくつもの大企業を相手に(バブル期、彼 らは裏でかなりアクドイことをしていたのだ!)、日本で初めての「レンダー・ライアビリティ(貸し手責任)」を問うた歴史的裁判で勝利的和解。ただし、和 解の条件に原告団としては公表しないことになっていたので、マスコミもあまり騒がなかった・・・。

かくして40億の借金の山は動いて見事に消え去った。その上、7億五千万の果実もゲット。神が語るならばこのようなことは簡単に起きる。パウロが難破船に 乗ったとき、この船は絶対助かると同船者たちを励ましたが、私もこの原告たちのお役に立てかもだ。ちなみに他の原告団は残債の何割かを払って手を打ってい る。しかも、オモシロいのは私たちの弁護士たちは共産党系のロー・ファームのメンバー。いや、彼らの正義感はスゴイ。共産主義も一種の信仰であることが分 かった次第。

山を動かすフェイス―信じる者には不可能はないのだ。こちらに裁判のレポートをUPしておきます。興味のある方はどうぞ。当時の原告団の英語サイトに私が書いたものを記念にpdf化したもの。いや、懐かしい・・・。


http://www.dr-luke.com/Announce/Maruko_Report.pdf

Dr.Lukeの一言映画評-『ビッグ・ショート』

2008年のリーマン・ショック。サブプライム・ローンのデフォルトからリーマン・ブラザーズやファニーメイなどの大企業が倒産。数百万人が職と家を失った。まさにそれを予見し、空売りをかけていた者たちがいた・・・。『マネー・ショート』。

もともとカネはないことは何度も書いている。無限等比級数の公式により、10%を残して(準備率)貸し出しを繰り返すと、原資の10倍になる。1%ならば 100倍。教科書では「銀行は預金者から与った金を貸し出す」と教えるが、真っ赤なウソ。貸し出す際の銀行の仕訳は、貸出/預金。私たち側では、預金/借 入金。銀行は100万の原資があれば、準備率10%なら1,000万までは預金を勝手に作り出せる!それは単なる帳簿上の数字だ。現金はまったく動かして いないのだ。

そして最も怖いことは、たとえば100人がローンを借りたとすると、みな必ず金利を負担する。それはどこから得るのか?もちろん市場からだ。ところが市場 のカネはもともとない。つまり椅子取りゲームになるのだ。100人が全員完済することはあり得ない!誰かが焦げ付くことにより担保を売って、それで他の人 の金利分を生み出すわけ。みな、自分は大丈夫と思っているだけ。そもそも全員が完済すると元の100万の原資だけに戻ってしまう。誰かが借金をしてくれるので、世の中のカネが回る。これが現在の資本主義システムなのだ。

これは個人だけでなく、国家も同じ。日銀は国債を買って、それを資産とし、それに見合うカネを市場に流す。が、それは日銀の当座口座につけられる数字。も ともと日銀の紙幣発行残は90兆程度。あとはすべて単なる数字に過ぎない!つまり政府の借金によりカネを回しているわけで、いくら税率を上げてもそもそも 赤字になることは必然なのだ。もし預金者がみな現金化するような事態になると、現ナマがないことが露呈する。この時には、そろそろ現実味を帯びてきた預金 封鎖が行われる。

マイナス金利とは国債を<元本+利息分>よりも高く日銀が買い取っている状況であるが、それもいつまで続くか。そもそもカネを放出しても使い道がない。投 資先もない。あなたは新たに何か強烈に欲しいものがありますか? 僕にはない。ほとんど手に入れてしまった。企業は350兆ほど内部留保しているそうだが、要するにタンス預金。個人もだ。そのため金庫だけは売りゆき好調 だとか。大体、黒田氏自身がこの機に乗じて億ションを買って悠々たる老後を送る姿勢だ。

今の1万札は原価300円程度とか。ゴールドに交換もできない。それを目の色変えて集めるって、よく考えてみると、正月によくやった任天堂の「人生ゲー ム」と同じなのだ。少なくとも北朝鮮の紙幣など、日本では誰も欲しくない。なぜカネになると人は目の色が変わるのか? それはマモンなる霊的存在の幻惑によるのだ。これが聖書の教えるところ。かつてオランダでチューリップの球根がバブル化して、6,000ドルとか 8,000ドルになったとか。が、みんながその幻想から覚めると・・・・。

資本主義経済システム時代がバブル。幻想を追いかけている。そろそろみながそのことに気が付きつつあるのだ。ババを引かされる前に・・・。この映画を観ながら、風邪でぼけたオツムで、ぼんやりとこんなことを考えていた次第。

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