Information
ブログ・スクリプトをWord Pressにチェンジしました。明日(2017年3月10日)以降、このページは更新しません。新しいブログに移行します。
-DR.LUKE'S iDLE UTTERANCE(http://www.dr-luke.com/wp/)
なお、フレームは以前と同じです。
また過去ログはこちらで一覧可能です。
-Dr.Luke's Spiritual Insight(本ブログ)
Entry
Tag: 実体化
人生はスゴロク・マトリックスだ
- 2015/08/06 21:04
- Posted by Dr.Luke Karasawa (唐沢治)
- Tag:サブスタンス, 実体化, マトリックス
子供の頃、正月あたりに熱中した人生ゲーム。サイコロを投げて、出た目の数だけ進むと、そこに何らかのイベントが待っている。時に宝くじに当たって大富豪となるも、時に自己破産とか・・・。下手をすると振り出しに戻される。よってその盤面の中で、いかに優位なコースを辿れるかが勝負の分かれ目となる。まあ、言ってみれば、これが信仰によらない物理的世界における人生だ。明日、何が起こるか分からない。過去の事件によって現在が決められている。要するに平面が一枚なのだ。これが善悪を知る木の平面での生き方。
対して聖書にはこうある:
胎児であったわたしをあなたの目は見ておられた。わたしの日々はあなたの書にすべて記されている/まだその一日も造られないうちから。
あなたの御計らいは/わたしにとっていかに貴いことか。神よ、いかにそれは数多いことか。
数えようとしても、砂の粒より多く/その果てを極めたと思っても/わたしはなお、あなたの中にいる。-Ps 139:16-18
ここの胎児とあるのは、KJVではサブスタンス。私の肉体ももちろんだが、私の本質・実質、そして人生そのものだ。信仰はこの平面を知っている。これは永遠のいのちの木の平面。すなわち信仰によって、神が備えてくださった日々をこの物理的時空間において現出させる生き方だ。この平面における人生は神の信仰によってすでに書かれている。信仰とは、この平面のサブスタンスを見て、あるいは触れて、それを実体化すること。信じます、信じます、と信心に励むことではない。
つまり人生はマトリックスなのだ。二枚の平面に私たちの人生の回路が描かれている。今、自分はどちらの平面に生きているか?映画の『マトリックス』では赤と青のカプセルを飲んだが、私たちは信仰のカプセルを飲む。すると天と地を行き来できるわけ。これがアセンションとディセンション。この時に私たちのマインドがポイントになる。自分にとってどちらがよりリアルであるか。キャサリン・クールマンは「目の前のあなたがたより、聖霊の方がリアルなの」と言った。霊的世界がよりリアルになること。この霊的世界の思考回路を私のマインドに実体化すること。この時、私たちはには何も不可能はない。信じる者にはすべてが可能となる。
目に見える事態はリアルはない。これは大脳が生み出したクオリアに過ぎない。私たちの目に見える領域は電磁場のごく一部。つまり電磁場という場(サブスタンス)の振動のごく一部を視覚野が実体化しているに過ぎない。さらに広いリアリティーが広がっているのだ。事実、TVやケータイによりそれを映像や音声として実体化(substanciation)することができる。現代において電磁波の存在を否定する者はいないだろう。霊的世界も同じメカニズムだ。霊の場が存在する。その場の振動あるいは波動がこの物理的時空間に現出する。神はこうして世界を創造された。それが神の言葉、すなわちレーマだ。言葉は振動であり波動。イエスも同じように語ることにより、癒しやしるし・不思議をなされた。彼の言葉は父のロゴスだった(John 14:24)。それは霊の波動。イエスは人としてのご自身の霊により、そのロゴスの波動を感知し、それを語り出した。それがレーマだ(John 6:63)。
信仰のわざをなす鍵は何か。レーマを聞くことである(Rom 10:17)。魂を鎮めて、霊の感覚を鋭敏にすること。老子も言っている:
その穴を塞ぎ、その門を閉ざせば、終身勤(つか)れず-老子五十二章
イエスのレーマに応答して、船から一歩を踏み出し、水面を歩いたペテロも五感によって妨げられた。五感が生み出すクオリアは真理ではない。真理はただ神の言葉。あなたを自由にするのも、不自由にするのもあなたのマインドがいかなるリアリティを構築しているかにかかっている。が、私たちはキリストのマインドを持っているのだ!(1Cor 2:16)。
Pagination
- Newer
- Older
- Page
- 1