マインドセットの組み換え
- 2015/06/15 07:44
- Posted by Dr.Luke Karasawa (唐沢治)
- Category:信仰
- Tag:マインド, トランスフォーメーション
私たちの真の信仰は何気に発する言葉に現れる。意識して御言葉を語るときは、しばしば自分の血肉とされた信仰ではないことが多い。が、それでもなお、意識的に、気分に反しても、理解はできなくとも、御言葉をdecreeする必要がある。対して、自分が本当に信じていることは意志の力も力みも不要だ。ほぼ無意識に自然と語り出している。自分が信じていることがマインドにおいて形となり、明確に言語化されているからだ。
ある新米の医師がバイトの当直をしていた。そこに交通事故の悲惨な状態の急患が搬送されてきた。その状態を見て血の気の引いた彼は思わず叫んだ、「だれかぁ、医者を呼んでくれ~」と。彼は自分のアイデンティティーを確立できていなかったのだ。笑い話と聞こえるが、これが実はクリスチャンの実態でもある。サタンを恐れ、悪霊に狙われていると戦々恐々とし、ガンになるともうダメだ、失業して人生は終わった、いじめられてひたすら耐え忍ぶ、貧困に甘んじる、blablabla。自分は何者か、この医師と同様に忘れている。
結局のところ問題はどこにあるのか。マインドセットの組み立て方にある。私たちは絶えず自分のマインドセットをチェックする必要があるのだ。特に自分にとって当たり前のことが罠になる。他者から指摘されたとき、自己弁護したくなるとき、それは要塞となっているからなのだ。そこに自分のアイデンティティーとプライドが置かれているから。即、捨てることができれば幸いだ。すると御霊と御言葉によるマインドセットの組み換えが起きる。それはあたかも遺伝子の組み換えのようなもの。遺伝子の組み換えが起きれば、その発現が変化し、形態も機能も変化する。先に形態や機能を変化させようとしても無理。それはクルシチャンがきよく・ただしく・まずしく・うつくしく生きようとするようなもの。マインドセットのDNAを変えること。あとは何らの努力も、頑張りも必要なく、自然と進行する。あくまで偽りを守るのであれば、いずれ信仰は破船する。
まことにマインドのトランスフォーメーションこそが信仰を全うするための鍵である(Rom 12:1-2)。
じゅんこ
わ~、アーメン!!
この世はこの世に相応しい言い方で言い、またこの世に相応しい耳で聞けば罠に陥りますよね。私も以前は「反応しなきゃいいんだ」と思ってましたが、感情がありますから後で沸々として結局罠に嵌まってしまうんです。
しかし、イエス様が「聞く耳のあるものは聞きなさい」とおっしゃった言葉が、この世の耳で聞くことではないことをはっきりさせています。
自分がこの世のものではないと気付かせてくださる聖霊は"相手が世に相応しい世の言葉を発してるから罠に陥らないように"御言葉を思い起こさせて下さいます。
ここで自分の力に依らないことを知らしめて下さいますね!!