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魂の場と霊の場

ポンコツになったシュワちゃんの『ターミネーター:新起動(GENISIS)』を観てきた。なかなか終末論的で面白い。中でもジョンがロボット化しており、しかもMRIの磁力線により、粉末と化してしまう場面が興味深い。

CERNの実験についてホーキングが宇宙を破壊する可能性があると警告を鳴らしていることは先のビデオで紹介した。例のヒッグス粒子が消失すると、質量を維持できなくなって、物質自体が崩壊してしまうのだ。そのヒッグス粒子はヒッグス場の波動である。・・・といっても、私は電磁場理論(電磁場の波が光粒子)と相対性理論と量子力学(電子の場)くらいならばフォローできるが、チャームとかアップとかトップ・・・とかになると皆目?だが。

さて、私たちは目の前の机とか、家とか、木々とか、地面とか、こういったものは実に確実なもの、不変なもの、絶対に壊れないもの、永遠のもの、と思っている。まことに「国破れて山河あり」、これがわれわれのマインドにおけるリアリティーだ。と・こ・ろ・が・・・・質量自体が失われることになると、世界は瞬時に崩壊する。多分、ホーキングが心配しているのはこのことだろう。かくしてわれわれの目に見える世界は仮の姿と分かるのだ。聖書はこう啓示している。

 信仰によって、わたしたちは、この世界が神の言葉(レーマ)によってフレーム化され(原語)、従って見えるものは、目に見えているものからできたのではないことが分かるのです。-Heb 11:3

神のレーマ、言葉、つまり波動なのだ。神の波動がこの物質界をフレーム化している。そして言葉によって保っておられる(Heb 1:3)。ちょうど電磁場の振動が電波であり、それがTVやスマホの中にフレーム化されるのと同様。電波は映像にも音にも熱にもなれる。それは電磁場の波動なのだ。この空中にはあらゆる情報が飛び交っている。それを実体化するのが電子機器。素粒子のひとつひとつにも場が定義されている。その場の波動が粒子であり、場がフレーム化されたものと言える。そしてその場は10数種類あるのだが、互いに相互作用をしている。かくして世界は波動と言える。私たちはその波動のあり方をリアリティーと思っているのだ。が、リアリティーは神のレーマ、すなわち神の場における波動である。

私たちの魂と霊も固有の場を有している。人と人が接したとき、なぜか反発を覚えたり、逆に親しみを覚えたりする。緊張感を生じるときや、安心感を覚えるときがある。なぜか?個人の場が相互作用しているのだ。分裂病の患者さんなどはプレコックス感と言われる独特の雰囲気を醸している。まあ、スピ系的に言えば、オーラだ。それぞれの人にはオーラがある。特にマインドにおいてある種の波が起こるとき、それに囚われると、時には不安や緊張、時には思いから発展して思想や信条としてフレーム化される。これが神のみ言葉、つまり神の場と反発するとき、要塞となる。私はこれを霊-感情観念複合体と呼んでいる。敵は私たちのマインドにさざ波を起こすのだ。それを流してしまえば良いが、それがマインドに粘着し、固着するとシコリとして自由ないのちの流れを阻害する。

自分のマインドなどを大切にすることは愚かであると知るべきだ。それは所詮、これまでの人生経験から条件づけされた価値観や世界モデルに過ぎない。それがプライドの根拠となるとき、さらにややこしくなる。哲学や思想、あるいは芸術家などはしばしばその自分の何かを主張したがる傾向が強い。彼らと議論することはほとんど不毛であるし、なによりも疲れる、よって私はある程度までは関わるが、あとはご勝手に、となるわけ。

言いたいことは何か、真理は御言葉であると。私たちのマインドが御言葉によってトランスフォームされるとき、私の魂と霊の場が神の場と調和する。この時、私の内側に展開する事実は神の場の波動となる。完全に神とひとつになれる経験だ。私たちの交わりも思想や価値観や感性とかいったものを"糊"にしているのであれば、その関係はいずれ容易に崩壊する。カネ、もとい、"糊"の切れ目が縁の切れ目。ヒッグス粒子の切れ目は世界の崩壊。私たちの"糊"はただキリスト、そして御言葉のみ。目に見えるものはすべてフェイクである。

目に見えない世界での交わりがまずあってこその、目に見える交わりとなるのだ。その目に見えないサブスタンスを実体化するのが私たちの信仰。それは御言葉の解き明かしでもないし、ましてや自分の御言葉の理解の開陳でもない。NHKの電波を捉えたらTBSが映ることなどないのだ。お互いの信仰を尊重し合おうなどは無知の極み。NHKがフレーム化されるならば、みなが一様にNHKの番組を見ることができる。

要するに問題は、あなたはどのチャネルにチューニングにしていますか?

 

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