燃える秋
- 2015/10/09 08:34
- Posted by Dr.Luke Karasawa (唐沢治)
- Category:日記
- Tag:五木寛之
taking a breath... 朝のジョッギング、冷ややかな空気が肌にピリッと、実にカ✩イ✩カ✩ン。この森も彩が始まっている。この曲、五木寛之の作詞、同氏の小説で映画化もされた『燃える秋』のテーマ曲だ。ペルシャ絨毯を巡るひとりの女性の人生を描く。私は彼の硬質な文体が好きで、普通恋愛小説などはほとんど読まないが、五木寛之は別。彼の描く女性はキリッと自立し、男に媚びない。が、どこかに脆さを秘めて、傷ついている。極私的には実に魅力的なのだ。映画も真野響子が艶やかだった。