聖書予言の布陣どおりに
2003年頃のバイブルカレッジで、イザヤ17章(Isa 17:1)のダマスコへの預言がこれからの世界情勢の鍵になると講義した。つまりシリアだ。まもなくブッシュがアフガンとイラクに侵攻した。今般、ロシアが巡航ミサイルも飛ばすほどに介入。そしてついに中国も。このシェミタの終わり9月はまことに「何事」かが起きたのだ。
-HERE COMES CHINA: Beijing Sending Troops To Join Russian War In Syria
東の王(日の出る方から来る王)が動いたわけだ。さらにトルコを防衛するためとしてNATOが動く。
-Nato chief says prepared to send troops to defend Turkey
すべての起点はシリア。つまりダマスコだ。現在、われわれはイザヤ17章の予言の成就を見ていることは間違いない。オバマはすでにプーチンに飲まれているが、なお、彼は自分の役目を果たすであろう。アメリカはすでに予想以上にモスレムの侵食を受けている。
かなり前に書いたことがあるが、モスレムはある地域に移住するとコミュニティを作り、その地域のもっとも高い処において、この地域はアッラーのものであると宣言するのだ。そしてじわじわとその地域に、平和裏に入り込み、ついにはその地域を専有する。まことに、「自分が宣言することはそのとおりになる」との霊的法則を知っているのだ。かつてロンドンにてレンターカーを借りる際、エッジウェアStに入ったが、なんとそこはすべてモスレムの店だらけ。モスレムの雰囲気は一言で言うと死の感覚。生命の自然な躍動感が感じられないのだ。
この数年来、現在起きている事象は霊的領域での相克の反映であると書いている。つまりカインの霊とアベルの霊、神に受け入れられた者と拒絶された者の葛藤だ。これがますます顕著に現れているのだ。敵はカトリックという、普通の人から見ればクリスチャンの本家本元と、アメリカという自由と平等、民主主義の理想国家に自分のコマを配置している。まさにトロイの木馬だ。これからキリスト教は背教に落ちる。否、すでに落ちている。真に御言葉というレンズを通して見ていないと容易に欺かれることであろう。