お茶&BCGがCOVID-19に勝利する?

すでに日本型BCGの接種率とコロナ感染率が反比例することを紹介した。さらに最近、緑茶の成分である没食子酸エピガロカテキン(Epigallocatechin gallate、EGCG)が強力な抗ウイルス作用を有するとの報告がなされている。

私たちの結果は、緑茶の主成分であるエピガロカテキンガレート(EGCG)が、SARS-CoV-2のドッキングされたタンパク質の結合部位にうまく適合できるリード化合物であることを明らかにしました。

EGCGは、SARS-CoV-の結合エネルギー、-9.30、-8.66、-8.38、-7.57、-7.26、-6.99および-4.90 kcal / mole for6y2e、6vw1、6vww、6lxt、6vsb、6lu7および6lvnタンパク質と非常に強い分子相互作用を示しました。

したがって、我々の結果によると、EGCGはCOVID-19の治療のための薬剤候補として探究されるべきです。

要するにウイルスのたんぱく質にはまり込んでその機能を阻害する形状を有していると言うこと。前にこの図を紹介したが、この分子のように隙間にぴったりはまり込む物質がクスリとなるのだ。

そしてこのカテキンガレード(EGCG)の構造を紹介しておこう。これがどうはまり込むのかイメージしてみてほしい。いつものとおりグリグリしてください。

Epigallocatechin gallate

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最近はこうやってCGにより分子構造が分かると、クスリもCGで見つけるのだ。上にあるとおり、結合エネルギーまで計算できてしまう。このエネルギーが小さいほどはまり易いわけ。

というわけで、世間の争乱から離れて、静かに緑茶をたくさんいただきましょう。EGCGには抗酸化作用もあるので、老化防止にもなるわけ。それとVCね。中国ではVCの大量投与が功を奏しているとの報告もあるからね。

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