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トップ > 2008年01月07日

マネーの流れの変化

NHK『クローズアップ現代』で世界のマネーの流れが変わってきている事をレポートしていた。世界のマネーは1京6,000億円で、世界のGDPの約3倍。今や実物経済とシンクロすることなく、マネーが思惑で流れることによって、実物経済も影響を受ける。いわば影であり、それ自体にはほとんど価値のない単なる交換手段であったマネーが、経済の表に出て、実体経済を揺るがしている。これもある種の倒錯現象。

これまでは世界のGDPの20%を生むアメリカに流れ込み(その仕掛けをアメリカが作っていた)、アメリカ人は住宅を担保にしたローンで消費生活を謳歌していた。この消費がまた世界に還流し、そのマネーでアメリカの国債を購入してアメリカにまた還流すると言うサイクルがあった。ところがサブプラ問題で一挙に信用収縮が起こり、アメリカに流れなくなったのだ。一方でオイルマネー(中東とロシア)と中国にマネーが集中して、この流れが世界の経済動向を決定しつつある。

ドルの信認が薄くなった分、オイルやゴールドなどモノにマネーが集中する。かくして今の景気過熱のない物価高騰が起きている。収入は増えないのに、モノの値段は上がるわけ。ある意味で「パックスアメリカーナ」が危機に曝されているわけだが、FRBのバーナンキ議長の舵取りにも疑問が呈されている。何故、一刻も早く金利を下げないのか・・・。この人もはっきりしない人だ。

2年前に日銀が量的緩和政策を解除した時、私は時期尚早と指摘したが(→こちら)、この私の懸念も現実のものとなりつつある。日経平均も一挙に当時の17,000円どころか、14,000円レベルに落ち込んだ。マネーが株式市場から引き上げている。FRBも日銀も金利ばかりではなく、マネーサプライを増やすなりして、量的緩和をするべきなのだ。このままだとアメリカ経済は下手をすると一挙に不況の様相を呈してくる。そのカーボンコピーのニッポンの経済もその後を追うだろう。

そして最も本質的なことはマネーをいかに還流させるか。釣り餌の金利を上げるのが原則論だが、それはできない。しかしマネーは欲しい。そのためには信用力。今まさにアメリカの信用力が問われる時代に立ち至っているのだ。経済は心理学。マネーは金利が高い処と言うよりは、信用できる処に向かう。そしてアメリカ追従一辺倒のニッポンもそろそろ舵を取り直し、独自のスタンスを確立しないと、アメリカからも世界からも見放されるだろう。福田さん「五穀豊穣」などと暢気なことを言っている時ではないですぞ。

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