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トップ > 2008年01月15日

ニッポンを覆う霊

世も何だか不気味ですね。家族殺人事件が連続。青森のケースでは母親と妹たちを殺して、母親の腹を切って、腹の中に人形を詰め込んだとか。理解できません。母親は警察に相談していたらしいが、警察は保健所に相談せよと。予兆はあるわけです。また少し前には家族3人を殺して川の字に並べてあったとか。これも意味不明。本日もまた家族殺人が起こりました。

凶悪犯罪の絶対数は減少しているのですが、こういった特異的・猟奇的・理解困難な犯罪が増えています。下の映画評でも書きましたが、普通の連続性あるいは時間性あるいは関係性を超えたところで、彼らにとって何か特異的な意味づけのある犯罪形態です。私のところのケースでも100%追い詰めますと何をするか分かりません。なにしろ住んでいる世界が違うのですから、どんな反応が、どんな場面で出てくるか、まったく予想ができないわけです。繰り返しますが、100%のガチンコはこういった病者としてはなりません。

匿名の者たちが絡んでくるネットにしろ、リアルの社会にしろ、教界にしろ、いずれも不気味さが今日のキーワードです。

霊的免疫の必要性

昨日お知らせした内々のファイルの感想をいくつかいただきました。これを聴かれた方はお分かりいただけると思うのですが、昨今の闇の霊の働き方がちょっと変化している印象を受けておりますので、一言。

まず特徴的なのは、表向き御言葉を直接に否定したり、イエスの名を否んだりすることが減り、むしろ自分の妄想や聞いた「声」を御言葉で偽装することです。今回もあくまでも自分は御言葉に従っているのだから、自分に反対する者は、主に従っている自分を迫害する者だ、と言うわけです。しかも「イエス様、感謝します。私は今皆さんから、あなたに従うために迫害を受けております・・・」と言った主の名を用いた"祈り"までするわけです。あるいはクリスチャン・トゥデイでも現在新しい動きが起きていますが(現段階ではClassified)、彼らも表向きは普通の信条を掲げております。しかし彼らの反応に触れれば、普通ではないことが明らかです。一般に病んだ人々は容易に闇の霊に用いられます。

いずれにしろ、彼らの本質的な部分にコンフロンテーションを行えば、必ず闇の勢力はその本質を露わにしてきます。霊が異なるのですから、それは必ず明らかになります。が、偽りの霊ですら御言葉やイエスの名を用いるのが現代の闇の霊の働きの特徴です。かくして目に見えるものや、表の現われだけで判断するならば、一部のニッポンキリスト教の有名どころのセンセイたちや有名人たちのように騙されることでしょう。特にこちらに色気や野心があれば、容易につけ込まれるのです。おそらくこのような傾向はますます顕著になることでしょう。

いわゆる三大異端、統一協会エホバの証人モルモン教が古典的マインドウイルス(ミーム)とすれば、クリスチャン・トゥデイローカルチャーチはきわめて新種のマインドウイルスと言えます。インフルエンザウイルスも新種のものであれば、抗ウイルス剤にも耐性ができ、きわめて巧妙に生体に侵入してきます。そして最も恐るべきウイルスは、生体の免疫系が非自己(異物)と認識できない形で侵入するタイプです。免疫系の本質は自己と非自己の認識機能です。これが異常となるとき、自己免疫疾患や、逆に異物を排除できなくなるわけです。

霊的な世界でもすでにこれが起きております。BBSにもありましたが、ニーやマーレーの名著が廃刊となり、目先の流行モノが跋扈している現代のニッポンキリスト教。クリスチャン・トゥデイに限らず、様々の霊の流れやリバイバル運動や油注ぎの器など、彼らは非自己ではなく、自己であるかのように教界に侵入しているのです。それらから守られる鍵は、人の目に煌びやかではないもの、人から低くされること、人が喜ばないもの、こうした方向を意思的に選択することです。今後ますます、へりくだって自己と非自己を正確に認識できる霊的識別力、霊的免疫をいただきましょう。

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