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清夜吟-邵雍

8月7日は二十四節季の立秋*1。この日は新月ではあるが、秋と言えば月。この詩は北宋の邵雍(しょうよう)の作。儒家の学者だったが、三十代に洛陽に居を定めて後、官位を拒絶。終生、在野で送った。自家を「安楽窩(か)」と呼び、自身を「安楽先生」と称した。その姿勢は「自得」*2。世俗の喧騒を離れて幽棲する楽しみを多く歌った。いや、きわめてDr.Luke的ではある。

ファイル 3784-1.jpg

月 天心(てんしん)に到る処
風 水面に来る時
一般の清意(せいい)の味わい
料(はか)り得(え)たり 人の知ること少(まれ)なるを

注:ここの「一般」は「ひとつの」とか、「ある種の」の意味。現代とは異なる。

月が天空の真ん中にさしのぼったころおい、
そして、一陣の涼風が水面を波立たせて渡り行く、そのとき
見る者の心にある種の味わいをもたらしてよいものなのだが、
どうも世間の人々はこのすばらしい夜の景色をほとんど知っていないようである。
(石川忠久編『漢詩鑑賞辞典』より)

彼の目から見ると、世間の人は生活や人間関係、その他の雑事に追われ、日常に埋没し、消耗し、このような景色を楽しむ心の余裕もないのは哀れだ、と思われるのだ。人は心を何かに占有されると、他のモノはカクテルパーティ効果で認知の領域から排除される。そしてその問題を見つめれば見つめるほど、それは巨大なものとなってのしかかるのだ。私たちの思い(mind)をどこに置くのか、信仰の鍵もここにある:

肉の思いは死であり、御霊の思いは、いのちと平安です。-Rom 8:6

今、自分はどこにいるのか、と気にして勝手に苦しむ人がけっこういるが、判断は単純だ。自分の内側がいのちと平安で満たされていれば、御霊の思い、あるいは霊的な思いの内にあるのだ。もがくのではなく、信じるだけ。御言葉にはこう書いてあるのだから:

「だれが主の思いを知って、彼を教えることができようか」。しかし、わたしたちはキリストの思いを持っている。-1Cor 2:16

書いてあることを書いてある通りに、「アーメン」と言ってキリストに栄光を帰するだけだ(2Cor 1:20)。なんと単純なこと 自分の思いを用いてアレコレ、神学だの、高等批評だのと、御言葉を弄ぶことは、自縄自縛の罠に落ちるだけ。それこそが自分を"神"にしている恐るべき罪なのだ。しかし、すべては自己責任。苦しむのも自作自演なのだ*3。しばしば魂が強い者ほどご苦労様にも苦しむ*4。自殺もその頑なな魂の刈り取りなのだ。あなたの信仰があなたを救うのだから。しかも、主のくびきは軽く、魂に安息を下さる、と主は言われるのだ。わが反応は感謝だけ。かくして私もわが家を「安楽亭」とでも称しようかしらん

信仰の勝利とは何か?「エイ、エイ、オー」と決起すること?アブソリュートリー・ノー!それは主の内にひたすら

休む or 憩う
ことだ。

*1:この日は福島入りしているゆえに今晩UPする次第。
*2:均整が取れた充足状態に自分を置くこと。
*3:ただし、霊的な敵による思いへの攻撃もあるので要注意。私たちは神、サタン、人の三角関係のダイナミクスの中に生きている存在である。
*4:もうひとつは、病む人は多くの場合心に偽りを抱えている。自己欺瞞だ。それを回避したり、散り繕うことが苦しみを生むのだ。

ニッポンの終焉-ええじゃないか現象

最近の早朝はなぜか実に爽やかだ。高原の風の味わい。本日と明日は大学院の集中講義。3コマ/日のハードスケジュール。できるだけ楽しく行きたいといろいろ嗜好を凝らしている。

さて、かねてより、ここでニッポンの終焉を言い続けている。そのうちに「ええじゃないか、ええじゃないか」現象が起きるであろうとも予言した。最近、ファストフード店のバイトなどが、冷蔵庫に入って涼んだり、食品の上に寝転ぶ様子を写メしてツイッターなどに投稿する事件が多発しているようだ。これらはこの「ええじゃないか」現象のひとつである。彼らはもはやまともに仕事するつもりはないのだ。

ファイル 3783-1.gif

すでに全就労人口の40%近くが非正規。特に若年者ではその率は高い。彼らは人生の設計を建てることができない。ひたすら頑張っても生活保護よりも低い賃金。税金も年金も負担せず、とにかく一日一日を生き延びるだけ。彼らが「ええじゃないか」心理に堕ちるのも理解できると言うものだ。一種のアパシー状態。それは前から言っている通り、分裂病の末期状態と同じ性質のものだ

福島もどうやらアンコトローラブル。かの京大の小出氏すら打つ手なしと。東電をいくら責めても無意味、すでに一企業の能力を超えているのだから。

まことにわがニッポン、そしてその合わせ鏡であるニッポンキリスト教を見てみよ。人々の心は右から左、左から右へと教えの風に吹き回されている。分裂した自我構造を持つわが国はこのようなアップダウンを繰り返しつつ、分裂病の陰性症状(アパシー)に落ちる。ニッポンキリスト教は自己免疫疾患のごとく互いに食い潰しあって崩壊する。これも「ええじゃないか」現象の破壊的兆候だ。

福島も汚染水が隔壁から溢れるまでに4週間、状況はほとんどアンコトローラブルとなり、4号機が倒壊すればチェルノの80倍以上のセシウムが北半球を滅ぼす。かくのごとき事態に至りつつも、社会でもギョウカイでもなおも自分の正しさを訴えんがために魑魅魍魎と化したセルフの塊が跋扈する。欺瞞が蔓延し、カトリックの法皇様もついにモホに膝をかがめ、オバマはイスラムの霊をまき散らし、アメリカはほとんどファシズム国家と化し、わがニッポンはTPPによりその捕囚とされる。中東はアシュトンが光が見えたとか言っているが、逆に事態は一触即発なのだと分かる。あらゆる状況がアンコトローラブルになりつつあるのだ。

この国は終わりつつある。まことに三島由紀夫の予言は正しかったが、彼とても4基もの原発の事故は予測できなかった。極東に空疎にして無機質な経済大国が残る、のではなく、あたかも映画『猿の惑星』のエンディング・シーンが展開するのだから。2013年、「ターニング・ポイントの年」にして「イヤー・オブ・ウォーの年」と言っているが、われわれは歴史的な事象を目撃するであろう。否、しつつあるのだ。状況は人類の手を離れつつある。まことに神の御手の介入を求めるべき時代となっているのだ。

追記:いつもの再建主義の富井氏が「教会は左傾化しイルミナティの軍門に下った」と言われる。うーむ、ニッポンキリスト教についていえば、イルミナティはともかくとして、左傾化あるいはリベラル化して霊的いのちを喪失した「抜け殻」になったのは事実だろう。殻は風に吹かれていずれ焼かれてしまうのだが・・・。

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