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トップ > 2008年02月05日

ケインズの予言と人間の欲望

と題するコラムが日経夕刊にあった。ケインズは1930年の論文で「技術革新によって週15時間程度の労働で済む社会になる」と予言しているとのこと。しかしながら、現実は昨今年中無休の店が実に多くなっていると指摘。値段を下げることにより、多量販売が必要となり、かくして休む間もなくなるわけだ。コンビニなどの店長の勤務形態などはまことにスゴイものがある。マクドナルドの店長が名ばかりの営業職とする判決も出た。

あるいは今晩のNHKの『クローズアップ現代』でソフトのバグによって社会機能がマヒする危険性が高まっているが、その原因が技術者の不足。30万人必要なところ、10万人不足と推計されている。彼らはほとんど徹夜で納期に追われて、精神障害や自殺に追い込まれるようだ。実際SEは、名前は格好イイが、30歳程度で使い捨てなのだ。プログラミングは趣味ではそこそこ楽しいが、これを仕事にしたらほとんど拷問だろう。

かくして技術革新によって世の中が便利になり、あらゆるモノが思うままに手に入る社会になるほどに、人間性疎外が起きてくる。例えば、先のマクドナルトの店長も別の店に行けば客となるわけで、客としては安さと速さと無休を求めるだろう。こうして因果は巡り巡って、結局は人間性を疎外する。なぜか。

日経のコラムを書いたお茶大の先生は、「ケインズは人間の経済的欲望が無限大である点を見逃したからである」と結論している。けだし、そのとおり。要するに肉(flesh)に仕えているのだ。かくして自らの欲望が巡り巡って自らを疎外する、それも際限なく・・・。自分の足を食べるタコが蛸壺にはまった状態―これが現代だ。

その商品とは、金、銀、宝石、真珠、麻の布、紫の布、絹地、赤い布、あらゆる香ばしい木と象牙細工、そして、高価な木材や、青銅、鉄、大理石などでできたあらゆる器、肉桂、香料、香、香油、乳香、ぶどう酒、オリーブ油、麦粉、小麦、家畜、羊、馬、馬車、奴隷、人間(原語:人の魂)である。

Dr.Lukeの一言映画評

ファイル 211-1.jpgデンゼル・ワシントンの『アメリカン・ギャングスター』。ストーリーはこちらを。デンゼル・ワシントンは『クリムゾンタイド』以来、個人的にはかなりフェイヴァリット・アクターである。今回もヤクを裏でさばくギャングを好演していた。アメリカの60年代後半、ベトナム戦争が泥沼化した荒廃した時代背景にあって、イタリアン・マフィアではない黒人ギャングとNYPDの刑事との心理戦的対決を描く実話の映画化。互いの信念を貫くうちに、この二人の間に微妙な友情が生まれる。

しかし驚くのはNYPDの麻薬捜査官の何と3/4がギャングとつながっていたこと。闇の偽りは実に巧妙に侵入するのだ。しかし様々の妨害や圧力にもかかわらず、一人の刑事の執念によって闇の業は暴かれる。この渋い役どころの刑事を『グラディエイター』でローマの剣闘士を好演したラッセル・クロウが地味ではあるが、実にリアリティを醸しつつ演じていた。

面白い対比は、闇のギャングは実に敬虔なキリスト教徒であること。毎日曜日に家族で教会に通い、賛美歌を歌い、食事の前には家族で手をつないで祈る。対する刑事はやや心が渇いて荒れており、神に対する信仰などは微塵もない、この世的な存在。ギャングが逮捕されるのも礼拝を終えて教会から出てくるところ。果たしてこの二人の間のどちらにまことの意味で神が働いていたのであろうか。昨今のニッポンキリスト教の牧師が覚醒剤で女性を殺して自らもパンツ一つで転げ落ちて死ぬとか、カトの信者が散弾銃を乱射するとか、毎日曜日に教会に通うコムスンの社長のようなケースとか・・・。まだこれは序章であると・・・。

今後のニッポンキリスト教もリバイバル音頭を踊らされているうちに、偽りの侵入があるだろう(否、すでにある)ことは、これまでも何度も警鐘を鳴らしている。そのような霊的雰囲気の中で欺かれないコツは単純である―まず、少数者につくこと。これはギデオンのケースを見ても分かる。神は2万人をたった300人にしぼられた。それは肉なる者に功績を帰させないため。対して、世の権威や多数を頼むこと、人の目に煌びやかな業をデモンストレーションすること、人が喜ぶことを扇動すること―これらは肉の欲目の欲暮らし向きの自慢をくすぐる実に巧妙な敵の策であり、しかも主の名を使ってまでもなし得ることを知れば幸いだ(これが実におそろしいのだが・・・)。

愛知県のさっちゃんがサンダーシングの興味深い言葉を紹介して下さっています:
http://plaza.rakuten.co.jp/hidamariroom/diary/200802040000/

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