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本日の一冊

ファイル 407-1.jpg昨日流れたこのニュースはややショックと言うか、オドロキでした。私の書架にある『宮崎勤精神鑑定書』(講談社)を再読してみようかと引っ張り出した。当時を思い出しつつ、「ついに」とも「ほんと」とも感じられた。88-89年、ちょうどバブルの絶頂期で、88年に息子が産まれ、私がマンションを購入して横浜にmoveしてきたのが89年3月。ワンレン・ボディコンのジュリアナ的幻想がもろくも壊れ(私に言わせれば「経済的去勢」)、社会にとっても私にとっても時代のシフト期だった。

これ以降の90年代、社会は何を求めて生きるべきか、価値観と心の縁(よすが)を喪失し、「不良債権」の陰鬱なバブル後遺症で悩み、引き篭もりが増加、ヒッキーとかオタクとかの単語が目立つようになった。ニッポン社会が壊れ出したわけだ。「不良債権」はローンばかりではなく、ニッポン人の精神構造そのもの残された。宮崎勤はまさに時代の転換点を象徴する名前となった。ある意味ニッポンの負のレガシーだ。同時にニッポンキリスト教も変質した。

本件についてはいろいろな評価があるようだが、アキバ事件が死刑執行へのトリガーとなっていることは確かだろう。しかし当時にやや脱力感も感じる。あの光市母子殺人事件でも死刑が確定するだろうが、もし死刑が執行された場合、残された遺族はむしろ虚脱感に陥るのではないだろうか。

有名な映画『ベン・ハー』で、後にベン・ハーの"父"になるガレー船の司令官クイントゥス・アリウスの台詞がある、"Hate keeps a man alive.(憎悪が人を生き延びさせるのだ)"。人は何かアンチテーゼに対峙することによって生きる力を汲み出す。現代はその"何か"を喪失している。『巨人の星』の星一徹のような理不尽なオヤジがいない。"理"の通った、マシュマロ的母性が蔓延り、それは結局、"肉"をダラーっと弛緩させ、生きる力を喪失させる。かくして鬱病者が世に(そして特にキリスト教界に)跋扈する。もっとも『おしん』的社会に戻れ、と言っても無理か・・・。ここまで来ると。

(ちなみに当時、サファリ・シャツが流行しており、私も愛用していたが、この事件でばったりと消えた。)

 * * *

ベンジャミン・フルフォード氏が山口組に言論による道場破りを敢行するとか・・・。「道場破り」とはすごく日本人的。彼はアンチテーゼを抱えていますね。主の守りを祈ります。

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