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トップ > 2008年06月20日

病理性の証明

地方召会(ローカルチャーチ)にせよ、クリスチャン・トゥデイにせよ、ウィットネス・リー(李常受)ダビデ・チョウ(張在亨)が批判を受けること自体が問題となる。いずれも彼らにとっては、終わりの時代を閉じる"預言者"にして、"真理の完成者"であるからだ。よってリーやチョウにまつわる何事かを語るならば、それは神に逆らう事であり、「神に裁かれて癌になる」とか、訴訟の脅しをかけてくる。

つまり彼らにとっては、「ナザレのイエスがどなたであるか」を問うだけでは十分ではない。リーを受け入れ、チョウを認めるかどうか、これが神の御心に沿った信仰生活にとって本質となる。私が地方召会で福音を聞いたときも同じだった。御言葉を聞いて、私はナザレのイエスを私の救い主として受け入れた。その次に、彼らは「実はリー兄弟と言う人がいて、中国人だけれど、神が立てた終わりの時代の預言者であり、神は神のエコノミーを彼を通して実行している」とし、「あなたはリー兄弟を受け入れるかどうか」と実質的に迫られた。私はここで大いなる違和感を覚えた。そして遂に彼を受け入れることができなかったので、今ここにこうしているわけだ。

ここで彼らとリーやチョウとの病理的関係を見ることができる。これは霊的にも、精神病理的にも異常である。例えば、私が服している英国のコリン・アーカートが批判を受けたとする。事実、彼も執拗な中傷を受けた時期があった。もちろん彼は訴訟提起などはしないし、神の裁きに委ねた。私はその頃の彼を知っているし、中傷記事を書かれて憤った彼のメッセージも聞いたが、別に私とは何らの関わりがなかった。コリンがニッポンキリスト教から謂れなき非難を受けたとしても、私は別に何らの策も取らない。それはあたかも山口組から批判されても、あるいは山口組の世界で評判を落とされても、私とは何ら関わりのないことだからだ。そもそもコリンは私の救い主でもないし、私の信仰の要でもない。それは主ご自身だけ。つまりその主の居場所に、他の者を入れること。これがローカルチャーチやクリスチャン・トィデイでは起きている。

面白いもので、偽りの証言をする舌は、自ら落ちていく。この意味で再建主義の富井さんの6月19日の「なぜクリスチャン同士のトラブルを裁判で解決してはならないのか」と言う問いかけにはアーメンする次第。神は生きている。

そもそも、あなたがたの間に裁判ざたがあること自体、既にあなたがたの負けです。なぜ、むしろ不義を甘んじて受けないのです。なぜ、むしろ奪われるままでいないのです。

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