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トップ > 2011年03月18日

背教の時代-グノーシスの霊の浸透-

Emerging ChurchのイコンであるRob Bellがニッポンの大震災についてテレビでインタビューを受けている。彼はグノーシス主義の変形"Contemplative Spirituality/Mysticism "(CSM)を説いており、次のように教える:

  • 地上でイエスにどう応答しようとも人の永遠の運命を決定することはない。
  • イエスはヒンズー教徒だろうが、イスラム教徒だろうが、仏教徒だろうが、すべての人の内にいます。
  • 神は愛であるから、人を裁いたり、地獄に追いやることはない。
  • 人の内には神性が宿っており、それをエンライトメントすることが救いだ。
  • 神はすべての人を救いたいのだから、信仰によらず、すべての人は救われる。
  • 聖書は神の言葉ではなく、神に関して人が書いた記事である。
  • 聖書は人によって色づけされており、聖書のみは正しくない上に、聖書基準の信仰は黒か白かの二元論的世界に陥る。
  • 彼の信仰はカトリック信仰の延長であり正統な教えである。
  • 選ばれた者だけが天国に入れるなどとはイエスは教えておらず、人々が勝手に聖書に付け加えただけだ。
  • 天国は私たち人間が地上に作り上げるものであり、入るべき処ではない。
  • 地獄は人間関係の中で悪意などによって作り出されるものであり、裁きの火や苦しみの場所ではない。
  • 神は全能で偉大であるから、人を地獄へ行くことを許される方ではない。
  • ・・・etc.

彼の最新の著作は"Love Wins-A Book About Heaven, Hell And the Hate of Every Person Ever Lived"。

ファイル 1936-1.jpg

・・・という次第で、彼の教えは米国のリベラルから福音主義までかなり広く浸透しているとのこと。先のOprah WifreyRick Warrenも似たようなものだが、グノーシスの霊は歴史的にもかなり狡猾にして執拗な霊ではある。詳細はこちらを参照

彼がニッポンの大震災に対して質問されているが、神はただ被害者と共に泣くだけだとして、その霊的意味の質問をはぐらかしている。要するに神の主権、峻厳、裁き、地獄など、聞きづらい点を砂糖にまぶして、人受けする教えを説いているわけだ。



神の御前で、そして、生きている者と死んだ者を裁くために来られるキリスト・イエスの御前で、その出現とその御国とを思いつつ、厳かに命じます。
御言葉を宣べ伝えなさい。折が良くても悪くても励みなさい。とがめ、戒め、励ましなさい。忍耐強く、十分に教えるのです。
だれも健全な教えを聞こうとしない時が来ます。そのとき、人々は自分に都合の良いことを聞こうと、好き勝手に教師たちを寄せ集め、真理から耳を背け、作り話の方にそれて行くようになります。

Just as Predicted in the Bible

ちょうどそのとき、何人かの人が来て、ピラトがガリラヤ人の血を彼らのいけにえに混ぜたことをイエスに告げた。
イエスはお答えになった。「そのガリラヤ人たちがそのような災難に遭ったのは、ほかのどのガリラヤ人よりも罪深い者だったからだと思うのか。
決してそうではない。言っておくが、あなたがたも悔い改めなければ、皆同じように滅びる。
また、シロアムの塔が倒れて死んだあの十八人は、エルサレムに住んでいたほかのどの人々よりも、罪深い者だったと思うのか。
決してそうではない。言っておくが、あなたがたも悔い改めなければ、皆同じように滅びる。」-ルカ13:1-5

ファイル 1935-1.jpg

先にサウジがバーレーンに3500の軍隊を派遣した記事を紹介したが、中東はどうもイスラム教のスンニ派とシーア派の対決となりそうな気配となっている。スンニ派は多数派で、シーア派はイラン、バーレーン、イラクなど少数派。イランのアフマディネジャドは、12番目のイマームの出現による異教徒の絶滅とイスラム帝国の建設をそのままに信じている。イラク戦争は本質的にスンニvsシーアの争いだ。

現在レバノンはイランの代理としてヒズボラの実効支配下にあり、シリアのアサドはイランに助けを求めている。サウジはイランのバックアップを受けたイエメンの暴動にも干渉しているが、イラクの場合もそうであったように、今中東全体がスンニ派とシーア派の戦争を引き起こそうとしているわけ。そこでイスラエルのシモン・ペレス大統領はシリアとレバノンに対して、イランの野望に組するのかどうかと、最後通牒を突きつけている。

ファイル 1935-3.jpg

Peres: Syria, Lebanon must choose between Iran's ambitions and peace

President Shimon Peres said Thursday that in 1996 he agreed to meet with former Syrian President Hafez Assad to negotiate a peace deal between the two countries but the Syrian leader refused to set a date for the meeting.

Peres added that Syria and Lebanon must choose between Iranian ambitions and a peaceful Middle East.

一方でトルコとロシアが緊密な関係を結びつつあり、ロシアはリビアに対するいかなる軍事的干渉も、紛争ではなく、戦争を引き起こすと警告している。

Russia says ground military intervention in Libya may trigger war

MOSCOW : Russian President Dmitry Medvedev said on Wednesday that any military intervention in Libya may trigger a war, RIA Novosti reported.

かくして中東情勢は、イスラエルを中心として、分裂しつつあるイスラム、ロシア・中国の絡み合いの構図を呈しており、いずれ反イスラエルで周辺国は結束する方向へと収斂する。詩篇83編(Ps. 83:1-19)、イザヤ17章(Isaiah 17:1-3)、19章(Isaiah 19:1-25)、さらにエゼキエル38-39章(Ezekiel 38:1-39:29)、そしてイラン(かつてのエラム)に対するエレミヤ49:34-39(Jer 49:34-39)の預言の成就を私たちは目撃しつつあるのだ。

ファイル 1935-2.jpg

すでに語ったように、2010年はティッピング・ポイント(相転換)の年、そして2011年はマニフェステイション(現われ)の年となっている。私たちは間違いなく終末の時代を生きており、神の言葉の証人となりつつあるのだ。Prepare for the Day!


Just as the Days of Noah

人の子が来るのは、ノアの時と同じだからである。洪水になる前は、ノアが箱舟に入るその日まで、人々は食べたり飲んだり、めとったり嫁いだりしていた。そして、洪水が襲って来て一人残らずさらうまで、何も気がつかなかった。人の子が来る場合も、このようである。

Lord, put Your Mercy upon Japan!

追記1:今地揺す振られる日本におられる兄弟姉妹へ(Bro.Taka)

追記2:国連がリビヤの爆撃を許可した模様。米軍は数時間以内に爆撃を開始するようだ。

New War: U.N. Authorizes Bombing of Libya



追記3:ネタニヤフがイランに対する制裁が効を奏することなく、同国が核開発を継続するならば軍事行動を辞さずと声明。

ファイル 1935-4.jpg

Military action if Iran sanctions fail: Netanyahu

WASHINGTON | Thu Mar 17, 2011 10:04pm EDT

WASHINGTON (Reuters) - Israeli Prime Minister Benjamin Netanyahu said on Wednesday the world must make clear that Iran would face "credible military action" if sanctions do not shut down Tehran's disputed nuclear program.

あらゆる状況がイスラエルを殲滅する方向へと向かいつつある。中東はPA政府が機能しないままにイスラムの霊の下に置かれるだろう。中東問題はややこしいとニッポン人には見えるようだが、本質は単純。カインとアベル、イシマエルとイサク、神に受け入れられた者と拒絶された者の霊的相克が政治社会レベルでもろに実体化する時代に入っているだけだ。

今後の地震の可能性

先に「これは序の口」と書きましたが、まだ十分に起こり得ます。時代はすでに相転換したからです。特に怖いのが直下型。これは一瞬ですべてが終わります。こういった状況では学者の予想よりも宏観現象の方が当てになります。

”くるぞーくん”の地震予兆電磁波ノイズ
NPO法人大気イオン地震予測研究会e-PISCO

ホンネを言うと、こういうことはすごくリスクがありますが、関東も危ないと感じております。射程内にあると・・・。

追記:19日午後6時20分時点、筋状の雲が何本も一定の間隔で一定の方向(南北)へ走っている。やや薄気味が悪い空模様だ。

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