卑弥呼宮殿跡か?
- 2009/03/20 22:27
- Category: 社会
- Tag: 邪馬台国 卑弥呼
とする発掘が奈良県桜井市の纒向遺跡であったそうです(→記事)。昨年3月にSalt氏に案内されて山之辺の道を6㌔ほど歩いたが、ちょうどこの辺りだった。この道は当時の中央通りであり、政治の中心地。しかしやけに狭い山道だったので意外だった。
やはり卑弥呼は畿内で政治を行っていたのか?最近では邪馬台国は四国にあったとする説も出ているようだが・・・。出雲と大和の関係もなかなかに因縁がありそうだし、タケミナカタはわが故郷の諏訪まで逃亡してここに住み着いたわけで(諏訪大社の祭神)、これが諏訪湖の御神渡りや御柱祭りの由来でもあるわけ。
しかしこの『古事記』とか『日本書紀』とはいったい何なのだ?実は3月の頭に白川郷から東尋坊を回った時、バスの中で読んでいた本が『日本の「神話」と「古代史」がよくわかる本』。ところがこれを読んでますます分からなくなった。この神話世界と史実世界の関係はどうなっているのか。これらの書に何らかの史実が象徴的に記録されているのだろうか?
まあ、ユング的には集合的無意識の世界で老賢者やアニマ・アニムスのなせる業となるわけだが(だから世界の神話には共通テーマが多い)、しかしそれでは説明になっていない。記紀を書いた人は何を記録したかったのか?これらの書をどう解読するのか。多分今回のような考古学の発見とシンクロして、その意味が解き明かされるのだろう(そうでなければ単なる空想的推理だ)。日本のルーツ、さらに日本とはいったい何なのか?けっこう最近はまっているテーマではある。