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トップ > 2009年11月14日

Dr.Lukeの一言映画評

ファイル 1129-1.jpg先に紹介した久我美子・有馬稲子主演DVDのリメイク版、松本清張原作『ゼロの焦点』。感想は・・・、昔とずいぶんシナリオを変えており、前作よりは自然な展開にして、分かりやすくなっている。

前作の印象は、鵜原の兄や久子があまりにも無防備に青酸カリ入りウィスキーを飲んでしまう不自然さ。特に鵜原の兄が飲む場面はあまりにもあり得ない。あんな鬼気迫る雰囲気の女性が差し出した、しかも封の切ってあるウィスキーはフツウは飲めないでしょう。久子が車中で飲む場面では、飲みそうになったとき佐知子は車を止めるんのではなく、「飲んじゃダメ!」と、声を出せばよかったのだ。いや、それとも未必の故意だったのか。また2時間サスペンスドラマよろしく、ラストシーンでは断崖絶壁の上で室田佐知子自身が朗々とと謎を告白してしまう件。

今回はそれらの展開にひねりがあって、しかも特に久子の死の場面とその後の佐知子の葛藤の場面はそれなりに感情移入できた。佐知子役の中谷美紀はその鬼気迫る美貌が怖かった。主人公の禎子役の広末涼子は相変わらず何をやっても同じだが、まあそれは追求しないでおく。

映像については、セット自体は昭和20-30年代をうまく再現していたが、役者の髪型やオーラが当時とは違う。どうもこの辺のリアリティの追求が邦画の弱いところ。どことなく『ALWAYS-三丁目の夕日』と同じ印象。例えば、反町が主演した駄作、チンギス・ハンを描いた角川映画『蒼き狼』が学級会の演目だったのに対し、『モンゴル』においては邦人の浅野忠信らが主演したとはいえ、監督はホウ・シャオシェン(Hou Hsiao Hsien)で、そのリアリティが重かった。

それにしても松本清張の作品は暗い。個々の事件をその時代の病理から分泌されるものとして描く社会推理小説の分野の開拓者として、また自身は小学校卒にして新聞の印刷工としての下積み生活が長かったために、上部社会の腐敗とその中に巻き込まれて人生を翻弄させられる弱者の目線に立った作品が多い。よって根底に世の不条理への怒りとか義憤が横たわる。が、何分、そこに救いがないのだ。黒澤明の『羅生門』が人間の心の癒し難い歪みを扱い、まあ、エレミヤ書にある「人の心ははなはだしく病んでいて、癒し難い」と言う御言葉どおりの作品だが、ラストシーンには希望のカタルシスがある。

しかし清張作品がこれだけ支持される理由は、江戸川乱歩や横溝正史のような、現実ではあり得ないシッチュエーションや犯罪を描いた怪奇推理小説を脱し、社会派として私たちの手の届く領域でニンゲンの心の病理のリアリティを追求するからだろう。この延長戦に私の好きな森村誠一がいる。・・・が、しかしだ、何というべきだろうか、ここへきて乱歩や正史の描いた猟奇的世界の再現みたいな犯罪が頻発するようになっている昨今、もしかすると彼らの方が真にニンゲンを描いていたのかもしれない、と思わざるを得ないわけ。で、いつものDr.Lukeのつぶやきを・・・

 ニンゲン-げに不気味にして恐ろしきもの、しかるに何ゆえに神は・・・・

追記:この作品の本質的怖さとしては、もっとも身近なはずの夫の真実を妻がほとんど知らないことに気づく点かもしれない。当時の見合い結婚ではさもありなんだが、現代でもそれは同じ。人を知り、判断することは実に奥妙なもの。

かく言う"Dr.Luke"とて、このブログのイメージとサイトのそれではまったく別人だし、メッセージや著書で知る"Dr.Luke"のイメージとリアルのDr.Lukeは相当に違うことは多くの人が言うことだ。学生の前では石田純一モードが入るし・・・。いや、それですらも、真のDr.Lukeのある面に過ぎないのだ。

人は実に勝手にDr.Lukeのイメージを内的に構成してしまうわけ。その意味で人の心はそれに応じた像を分泌し、焼き付けるのです。白い紙を見て、赤と言う人、青と言い張る人。逆に言えば、彼らの作ったイメージを見ることによって、彼らの内的な応答関数(メガネ・フィルター)を推測できるわけです。これを「逆問題を解く」と称します。そうなのです、あなたの知らないDr.Lukeの世界があるわけ・・・。ふふふ・・・。

追記:楽しい実りある人間関係は、会う度ごとに新しい何かを発見できることによります。「へえ、この人って、こんな面があったんだ!」と。

冷酒の旨い季節

本日は仕事。やや重。そして明日も仕事。主日礼拝はどうするのかって?それはキリスト教のお話。主は「あの山でもなく、この山でもなく、真理と霊によって礼拝する者を求めている」と言われました。真の至聖所は私たちの霊にあります。よって礼拝は儀式ではありません。いつでもどこでもできるのです。

    * * *

ファイル 1128-1.jpg

昨晩は東京ミッドタウンにて旨い冷酒を飲みました。鶏の今井屋。ここは全国の地酒が揃っている。昨晩は三重の三重綿純米吟醸雄町と女性に人気の山田錦。前者はやや甘口ながら切れ味がよい。後者はフルーティ。比内地鶏の熟成胸肉の塩胡椒焼きは絶品。鶏は脂がのっているが、しつこくなく、上品な味。胃に重くない。皮がカリッと甘く香ばしい。海の幸も盛り合わせが旨い。締めの鶏の雑炊も実に美味。これから冷酒が旨い季節になってきました。四季折々に楽しみましょう。

あ、あと馬刺もとろけました^ ^

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