徒然にそこはかとなく・・・・

東京裁判が終わり対日講話がなされたのが1952年、その数年後ぼくは大森に生まれた。その頃の東京下町はまだ戦争の傷跡が残り、白い着物をまとった手足のない傷痍軍人があちこちに見られた。映画の『三丁目の夕日』や『20世紀少年』の世界そのものだった。

GHQの刷り込みで「アメリカは自由と平等にして正義の国;日本は天皇マンセーで断罪された国」、「アメリカいいもん;ソ連悪もん」の単純な二元論的世界観に生きていた。学校給食はパサパサのコッペパンとまずいマーガリンと味のない脱脂粉乳。アメリカ軍の残飯だと言われた。

TVは「ララミー牧場」、「ローハイド」、「名犬ラッシー」、「宇宙家族ロビンソン」、「コンバット」、「逃亡者」など、アメリカのドラマばかり、キラキラしていた。

その後、60年代のケネディ暗殺・安保闘争・ベトナム戦争・月着陸、70年代の荒んだヒッピー文化・しらけ文化;一方ではモーレツ経済成長、80年代の黄金期バブルで「ジャパン・アズ・ナンバーワン」、90年代のバブル崩壊・ゼロ経済成長・阪神地震・サリン事件、2000年代に入って911や311、緊縮財政による経済停滞少子高齢化社会。そして今コロナ騒動、ウクライナ戦争と。

まあ、こうしてみると昭和はボラティリティ(変動幅)が実に大きいが、平成はその名のとおり平板な時代、そして令和は「和を令」される時代だ。あらゆることがデフレ化し、縮小均衡へ向かう縮み志向社会。ちなみに最近の若者は風呂なしの築5,60年の家賃3万ほどのアパートを好むらしい

80年代にアングラで言われていたディープステイトなどのシカケが2000年代に入って911やワクチンで表に現れてきた。白い連中の国家と白いキリスト教のヤラセや欺瞞も暴かれている。極私的には20年くらい前からGHQのWGIPによる刷り込みに気づき始めたが、ここへきてようやく真相の深層が見えてきた。911以降は特にだが、当時、現代は壮大なフェイクを見せられているとブログに書いている。

一方でまことにソロモンが言う通り、知識が増すと憂いも増すとあるとおり、この国のゆくへはどうなるのかと思うところ。敵の仕掛けた舞台装置の上で踊らされているだけの国、一応主権国家とされるも、岸田のアホヅラで分かる通りアメリカのポチである。リバイバル音頭を踊りたいニッポンキ業界には何らの実質的影響力もなく、過疎化限界集落に落ちぶれている。これが四回去勢を受けた国家の現状である。

覚醒が必要だ。緊縮財政による経済停滞も主権喪失も真実を知らないことによる。知識の欠如によってわが民は滅びる、と聖書にあるとおり。GPS(God Positioning System)により自分の現在位置と向かっているベクトルを知ること。そのベクトルも必ずしも自由意志で選んではいないのだ。巧妙に誘導された結果、現在の様を呈している。

世は所詮浮世狂言であるが、その人生ゲームにおいて何に導かれるのか。聖書では諸霊(ストイケイア)とか時代の霊(アイオン)と呼ばれているが、これはいわゆる「世間の風」とか「社会の空気」(山本七平)として感知される。今のニッポンは糸の切れたタコ、風の吹くままにふらふらと、あるいは波に揺られるクラゲ、その象徴がポチ面の岸田である。対して安倍は一応自覚はあったのかもしれない。

かくして聖書予言的にはあらゆる領域で終わりの時代の兆候を見ることができる。ノンクリの方々には話が飛躍し過ぎで、ほぼ妄想話であると思うが、「イエシュアは戻る」というのがわれわれの信じるところだ。最終的にはその時に真の正義と平和が実現する。それまでこの国にはどんな存在意義があるのだろう。単なる生存舞台としての国家なのか、あるいは一部のクリが言うように、ユダヤの血を引く聖書的意義を持つ国なのか。正直これが今でもわからない。

・・・・が、とりあえず僕は今日も生きるわけで。

世事 都て訛たり 一石
當年 風貌 細腰(さいよう)多し
浮客 時を痛む 髪己(すで)に皤(しろ)し
何(なん)ぞ人生に耐えん 胡蝶の夢
今に到り識(し)る可(べ)し 事都(すべ)て訛(か)なるを
※訛=フェイク

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