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トップ > 2009年07月14日

Dr.Lukeの未読の一冊

ファイル 947-1.jpg村上春樹氏の『1Q84』が200万部だとか。おどろき。彼のイスラエルでの壁と卵のメッセージは実にカッコよかった。ニッポンキリスト教の思考停止したイスラエルフリークに聞かせたいものだ。で、本作は青豆と天吾なるふたりの物語を行き来するらしい。そしてその物語sがオウム真理教がモデルのあるカルト教団と結びつくのだとか。善があるときには悪にひっくり返る病理現象を描いているらしい。ドストエフスキーの追及したテーマとも共通するようだ。ヴィオロンさんもずっと書かれていた。

彼はこれまで社会との関わりを嫌う、存在感が希薄な、やや人格障害系の登場人物たちの絡みを描いていたと勝手に思っているのだが、オウム事件以降、個人と社会の関わりが彼のテーマになっているとのこと。『1Q84』では個人が思考停止し、"何か"に自分を委ねてしまう有様に対してアンチテーゼを提出しているらしい。この"何か"をシステムとし、システムに安易に身を委ねる人々が多いことを指摘している。善と悪の判断も他人任せ、しかもその善と悪も、時に逆転現象が起きるのだ。つまりどちらも同じ"何か"の裏表であるとして、自ら主体的に考え、かつ関わることを提案しているのだそうだ。以上、NHKの『クローズアップ現代』より。

なんだ、これは人々の思考停止を招き、身を委ねさせるところの"システム"を"ニッポンキリスト教"に置き換えれば、すでに現実に起きている事象ではないか。このギョウカイでは善と悪も時にひっくり返るし、それは実は同じもの。何が真理で何が偽りかもすでに分けワカメのニッポンキリスト教。案外、青豆と天吾の物語は身近にあるのかも知れませんよ。

本書は明らかにジョージ・オーウェルの『1984』を意識しているが、オーウェルは"ビッグ・ブラザー"を登場させたが、村上氏は"リトル・ピープル"だ。果たしてこの正体は?村上氏の作品はその曖昧性によって、読者がそれぞれの内的世界観や願望を投影し易いわけで、これがどうも人気の原動力のようだ、と私は勝手に推測している。かくして"リトル・ピープル"も読者がそれぞれに"何か"を投影するのだろう。

うーん、Dr.Lukeは小説はどうも苦手なのだが(特に人々が飛びつくものとは意識的に距離を取っている)、ちょっと食指が動いたかもしれない。が、Dr.Luke的に言えば、こういった作品が200万部も売れてしまうこと自体が、すでに村上氏の問題意識の証明となっているのだ。既読モードにシフトしたら再度書いてみよう。

Japan On The Edge(ギリギリ・ニッポン)

ファイル 946-2.jpgわがキャンパスのある選挙区を本拠地とされ、現在は小池百合子氏に追放された形の小林興起氏が、先の小泉氏による2005年911総選挙と郵政民営化の実態について、訥々と証言しております。この選挙区からは幸福実現党の党首様も出るわけで、ふたりの花のある候補者にはさまれて、やや加齢臭漂う小林氏であります(それにしてもかなりやつれてる感じです)。ポスターもうらぶれておりますが、郵政民営化がいかに眉唾物、すなわち米営化であったか、そろそろ愚かな大衆も気がついてほしいものです。

今回の総選挙はある意味、ニッポンの運命を決定することでしょう。このままアメリカの植民地であり続けるか、自立を試みることができるか。まあ、私的には<政治的去勢>、<軍事的去勢>、<経済的去勢>を受けているわが国は自立は無理であろうとは思うのですが。ご著書『主権在米経済-これからも貢ぎ続ける日本でいいのか?』(光文社ペーパーバックス)も紹介しておきます。ぜひこのビデオは一度ご覧くださいませ:

ついでにこちらのかんぽの宿の闇についての植草氏の解説もどうぞ。りそな銀行からかんぽの宿まで、これらはみな小泉郵政改革の実に過ぎません。闇から闇へと、われわれに何が起きているのか隠されたまま、誰かが益を得ているのです。

ちなみに私は2005年9月8日時点で、こう書いています:

ヤラセの流行-この世を動かすもの-

森の香りを楽しむ

ファイル 945-1.jpg早朝の公園。甘い森の匂いと鳥の声、時にうぐいすも。そしてザー、サーという風にそよぐ木の葉の音。至福の瞬間である。たっぷり汗を流し、熱いシャワーを浴び、体中の筋肉を十分にストレッチ。何と言う快感。

ナンセンスな神学論争で肥大化オツムが加熱したり、クルシチャン状態に落ちている向きには、ぜひこの身体感覚に目覚めてみて欲しいと思う。

エデンの園には神学もなく、教団や組織もなく、モーセ律法は言わずもがな。ただ神との、そして相互の交わりだけ、その神はこう言われたのでした:

主なる神は、見るからに好ましく、食べるに良いものをもたらすあらゆる木を地に生えいでさせ、また園の中央には、命の木と善悪の知識の木を生えいでさせられた。・・・エデンから一つの川が流れ出ていた。園を潤し、そこで分かれて、四つの川となっていた。・・・主なる神は人に命じて言われた。「園のすべての木から取って食べなさい。ただし、善悪の知識の木からは、決して食べてはならない。食べると必ず死んでしまう。

私は神が食べてよいと言われた木々の実は大いに楽しみたいと思っている。その中心はいのちの木なるキリスト。しかしニッポンキリスト教は、食べると必ず死ぬと言われた善悪の知識の木の実をひたすら食べ続けているかのようなのだ。まことにご苦労様なことではある。生きるとは食べること。問題は何を食べるのか。食べる物によってその人の放つ香りが決まる。

年齢のいった人々や、同じニオイを醸す人々の中だけにいると、自分が放つニオイが分からなくなる。おじさんたちはそのニオイ、おばさんたちもそのニオイ、はたまたニッポンキリスト教はそのニオイ。正直言うと、いずれももかなり臭い。

カプセルの中に閉じ込められるのでなく、フィトンチッドの充満した森に出て行き、その甘い香りをしみじみと楽しみましょう。

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